山野草を育てる場合、まず確認しておく必要のあることがいくつかあります。
・まず育てたい種類を絞る。
山野草は多種に亘ります。選ぶ際の基準は人それぞれですが、 大体最初は花の色や形から入ると思います。
・どの程度の期間それは栽培・鑑賞できるのか。
一年草でその時だけ楽しめるのか、それとも多年草でその種 類を極めていくのか。
最低限この二点は事前に考えておきましょう。
栽培の際には、山野草共通のルールのようなものがあります。
春に芽を出す際は、日光によく当ててあげます。
その後は、半日陰の状態を作ってそこで栽培しますが、種類によってはその後も日光に当てる必要もでてきます。
山野草は元々が山などで自生している植物です。栽培のコツは、その状況をどううまく再現してあげるかです。
尚、温度管理はあまり気にしなくても大丈夫でしょう。
用土は基本配合として、小粒の軽石(又は山砂)が4割、小粒の鹿沼土を4割、小粒の赤玉土を2割が目安です。
山野草の種類によっては、水はけが良い方が合う場合と、悪い方が合う場合がありますので、使い分けが必要です。
水やりは植えてある用土の表面が白く乾いてきたら、用土にたっぷり水を与えてあげます。葉に与えてはいけません。
どんな状況でも水のやりすぎは厳禁です。
山野草に限らず植物の上手な育て方とは、その種類にあった育て方をいかに徹底してやり、いかに気にかけてあげるかに尽きると思います。
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