自分の目当てのHDDを探してみましょう。HDDのスペックでまず第1に気にする部分は容量でしょう。現在、HDDの容量は1TB(テラバイト)を超えるものも出ていますが、値段も非常に高くなっています。今はまだ動画を扱う場合でも200~300GB程度で十分だと思います。動画も必要ないのならもっと少なくできます。
続いて転送速度ですが、接続インターフェースによって速度が大きく変わります。現在の規格はSATA、USB、IEEE1394がメジャーです。USB2.0とIEEE1394は速度がそれほど変わりませんが、USBは現在ほとんどのパソコンにポートがついています。なのでUSBを使っておけば良いでしょう。ただし、古いパソコンはUSB2.0でなくUSB1.1の場合があり、非常に速度が遅くなります。SATAは外付けHDDの書き込み速度を最大限に活かす転送速度で、USB2.0の数倍速いです。
ただし、ケーブル等を別に購入することになります。そう考えると、よほどの容量を転送しないかぎりはUSB対応で問題ないでしょう。次に外付けHDD購入の主な目的の1つ、バックアップ機能について考えます。バックアップデータが1ヶ月前のデータだった、これではほとんど意味がありません。
できるだけ最新のデータを残したいのなら、RAID対応の製品を選ぶと良いでしょう。ただし、それでも完全に保護できるわけではないので、やはりまめにバックアップする必要があります。外付けHDDには付属のソフトがついてきます。便利なソフトも多いので損はしないはずです。その他、大きさ、音、冷却も注意する点です。特に冷却はHDDを長持ちさせるのに重要です。
以上、重要な点を紹介しましたが、とにかく容量が欲しい人や、長持ちするものを探す人など、どの部分を重視するかはそれぞれ異なります。店頭で聞いてみたり、サイトで検索するなどすれば、きっと希望に近いものが見つけられるでしょう。
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